【アンプ考察】BB434とアンペグBA108の組み合わせはどうなのか?

ベース機材

私事ですが、ついにアンプで自由に音が出せる環境が手に入ったので、さっそくアンプを買いに行ってみました。ハードオフにね。買い物の前はいろいろ考えに考えたり、メーカーごとの特徴なんかを調べたりていたのですが、中古ショップで買うからにはあるものを買うしか無いんですよね。

スポンサーリンク

自宅用アンプとしてアンペグBA108を購入

個人的に何件かのハードオフやセカンドストリートなどを回った感覚だと、比較的流通量が多いのがアンペグとハートキーです。たまにVOXを見かける感じでした。アンペグは間違いの無い王道アンプメーカーですし、ハートキーも独自のコーンが特徴ということで人気があるアンプになっております。

状態のいいアンペグを見つける

何件か回ったハードオフでアンペグのBA108と出会いました。8000円に消費税でした。隣に7700円の同モデルがあったのですが、微妙に状態が汚かったのでやめました。

ネットで調べても家庭用アンプとしては定番商品として出てきておりましたので、一目見て馴染みのある印象ですね。

アンペグBA108のコントロールやスペックを調べてみる

詳しくコントロールを調べてみると、まずインプット。

続いて-15dbスイッチ。このスイッチは出力の大きいピックアップやベース本体を使う時にスイッチオンするスイッチのようです。アクティブベースに切り替える時にわざわざボリュームを調整しなくてもスイッチ一つで調整ができる機能のようです。インプットジャックが二つあるものもありますが、これはスイッチで切り替えができますから差し替えの必要がありません。これは便利な機能だと思いました。

続いてイコライザーです。BASS,Mid,Trebleがあります。そんなに多く帯域が選べるわけではありませんが、自宅練習用なら問題無いんじゃないかと思います。

アンペグのアンプの上位機種にはウルトラハイスイッチやウルトラロースイッチが搭載されているものもありますが、108にはありません。イコライザーにこだわる人は、その点に関しては注意したほうがいいと思います。

また、AUXインプットやヘッドホン端子も搭載されています。外部音源の音量をアンプ側で調整できる機能は非常に便利ですね。

GAINがない!

なんとBA108にはゲインのコントロールがありません。簡単に言えば、アンプ本体で歪ませることができまいということです。ここは好みの分かれる点かもしれません。そして結構大事なポイントです。

最近はアンプにコンプレッサーやコーラス、リバーブまで搭載されているものもあるらしく、そう言った多機能アンプと比べると、108はシンプルな単機能アンプであります。

多機能でなくても、歪ませる機能ぐらいは欲しいな・・という方はアンペグの上位機種を選ぶか、他メーカーのアンプを検討したほうがいいと思います。

GAINがなくても平気な理由

ここからは個人の感想になりますが・・・もともとベースのサウンドとして歪んだサウンドがあまり好きでないということがあります。多少はあってもいいかなと思いますが。実際に音を出した感じだと、リアピックアップとトーンコントロール、あとはピッキングのニュアンスによって多少の歪みを作ることはできます。

あとは、歪みが欲しい場合はコンパクトエフェクターなりマルチエフェクターなり、歪み調整ができるアウトボードプリアンプなりで味付けをすればいいんじゃないかと思いました。アン直も素晴らしいのですが、エフェクターで音作りを工夫するのもベースの楽しみの一つですからね。

番外編 アンプの形

アンプの形が直方体ではなく、後ろが斜めにカットされています。これは、斜めに置いて角度を上向きになるようにおける形になっています。床に置いた時に自分の方向に音が飛んでくるようになります。細かいですが、さりげなく便利な機能ですね。

肝心のサウンドはどうなのか?

今まではマルチエフェクターのアンプシュミレーターを使って練習していましたが、それよりもノイズが少ないと感じました。そして、アンペグらしいのかどうなのかは不明ですが、四弦解放を鳴らした時に「ズンッ」と腹に響く感じがします。

トレブルやミドルを微調整してYAMAHAっぽいサウンドを作ることもできますし、ピックアップの特性に合わせて音作りをすることもできます。フロントのスプリットコイルに合わせて低音を強調する音作りもできますし、リアに合わせてブライトな音作りを行うこともできます。

【BB434】ピックアップバランスでの音作りについて考えよう

【機材考察】BB434でスラップはいけますか?→「いけます」

良い意味で王道な、素直なアンプだと思います。

スポンサーリンク

まとめ

イコライザーでいろいろ音作りが楽しめる素直な家庭用ベースアンプであると思います。アンプのみで歪みが作れないという点は好みが分かれるかと思いますが、それなりにベースをかじっている人ならお気に入りの歪み系エフェクターを一つや二つくらいは持ってるんじゃないかと思うので問題ないんじゃないですかね。

アンペグのスクランブラー回路搭載のオーバードライブを買うもよし、他メーカーの歪みを買うもよし。

エフェクターが面倒でアンプで全て完結させたい人は、BAの上位機種を買うか、最近発売されたロケットベースのシリーズを買うかのどちらかになりますね。(それか他メーカーのアンプを買うか)

ブラックスターのユニティ30が一緒に並んでたらブラックスターにしてたかもしれません。あっちは結構多機能なんですよ。

ですが今回はこのBA108を購入しましたので、いろいろ使い倒して遊んでみたいと思います。

コメント